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足底部のマッサージ。ただ温めるのではなく、下肢後面全体の筋肉のストレッチも同時に行う。 |
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横向きは高齢者、頸部に異常のある方に楽な姿勢。写真は骨盤部周辺(主に殿筋・梨状筋)への手技。坐骨神経痛を和らげる効果もある。
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顔・頭部への手技は副交感神経優位へと導き、身体をリラックスさせ、精神的に落ち着かせる効果があります。 |
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ハーブボールは身体にポンポンと押し当て身体を温めたり、ハーブの薬効エキスを皮膚から浸透させるだけのものと思っていませんか?もちろんそれらも大きな効果の一つですが、それと同じぐらい大きな効果として筋肉痛の解消が上げられます。つまり筋肉痛を解消するための「マッサージ」だということです。筋筋膜組織に対して様々な角度からアプローチすることにより全身のコリをほぐすことが可能です。また技術修得により、手指などの施術では難しい「関節へのケア」、例えば老化による関節の滑液・軟骨の減少による痛みなどの軽減にも効果があり、リンパ節や動脈管へのアプローチも得意とするところです。通常の工程で全身をマッサージした場合、全体で60分〜90分必要となり、単独のマッサージメニューとして充分成り立ちます。
ハーブボール施術テクニック(当校のオリジナル技術です)
ベーシックテクニック2パターン
@ スタンププレス・・身体に対して垂直に押し当てるテクニック
A スイングプレス・・ボールを前後に転がすマッサージ技術
アドバンステクニック2パターン
B ローリングプレス・・ボールを円形に転がすマッサージ技術
C サイドローリングプレス・・ボールの側面を使うマッサージ技術
Q1.この@からCまでの順番は何の順番?(答えは教室で)
施術テクニックは上記4種類以外にも、応用テクニックとして、
D 逆スタンププレス
E ディープスタンププレス
F エッジプレス
G サイドローテーションプレス
などの応用技もあります。
ハーブボールの効果的な手法
またハーブボールはタイ式マッサージやオイルマッサージと組み合わせることにより肩こりや腰痛、脚のだるさ等の症状を軽減する効果が倍増します。タイ式・オイルマッサージで筋肉や神経を直接圧で刺激し、ハーブボールはその痛みの緩和やもみ返しの予防にもなります。組み合わせる場合はタイ式が一通り終わってからハーブボールを行うのではなく、身体の場所ごとにそれぞれを繰り返し行います。例えば背中の痛みを軽減する場合、タイ式で背中の2本のラインを施術した後、すぐにハーブボールを当てますが、軽く温めるだけでなく、少し圧を強めに、ゆっくりとマッサージして行きます。
他にも坐骨神経痛、生理痛からくる腰の痛み、デスクワークや目を酷使する仕事からくる肩こり・頭痛・腕や手の軽いマヒ等にもとても効果がありますが、具体的な施術法については授業の中で勉強して行きましょう。 |