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Thai Herbal Massage School
タイハーバルマッサージスクール・バンコク
Bangkok Thailand

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ハーブボール座学
タイ伝統医療と心のあり方 ハーブボールとは 成分ハーブ

マッサージの準備と手技

良いハーブボールマッサージとは

ハーブサウナの効能
 ハーブボールの準備

Step 1   軽くもみほぐす
 袋から取り出したばかりのボールは強く圧縮されていたため、所々中の成分が固く感じる所があります。指で軽く押しつぶしてある程度ほぐしてください。
Step 2   軽く濡らす
 予め少量の水でハーブボールを湿らせておくと、蒸し器で蒸した時に蒸気の浸透が速くなります。ただし、グリップの部分を湿らすと蒸した時にグリップが熱くて持てなくなりますので湿らさないように注意してください。
Step 3   蒸す
 基本的にボールを2個以上同時に蒸します。約15〜20分で熱くなります。最初に1個を取り出しマッサージし、冷めてくるともう1個と交換します。
蒸し器は日本では「スチームクッカー「や「IHヒーターと2段式鍋」などを流用できます。
Step 4   布を巻く
 蒸し器から取り出したばかりのボールはとても熱く、そのまま施術するのが難しい場合は布を一枚巻きます。そうすることにより表面の温度が適温になりすぐ施術することができます。
Step 5   温度確認
 実際にクライアントの身体に当てる前に自分の身体で温度確認をします。熱さに問題がないようでしたら施術に入ります。ボールは連続して6〜10時間使用できます。

注意事項:


火傷には充分注意してください。
骨格・腹部等は強く押し当てると危険です。
次の場合はマッサージを受けないようにしてください。
    @ 炎症を起こしている箇所やガン・腫瘍などがある方
    A 食後30分〜1時間
使用後はジップロック等に密封して冷蔵庫に入れて保管すると長持ちします。
電子レンジで温める場合は熱くなり過ぎないように時間調整してください。
入浴剤代わりに使用するとハーブの色が浴槽に付いて落ちない場合があります。

ハーブボールマッサージの手技


足底部のマッサージ。ただ温めるのではなく、下肢後面全体の筋肉のストレッチも同時に行う。

横向きは高齢者、頸部に異常のある方に楽な姿勢。写真は骨盤部周辺(主に殿筋・梨状筋)への手技。坐骨神経痛を和らげる効果もある。

顔・頭部への手技は副交感神経優位へと導き、身体をリラックスさせ、精神的に落ち着かせる効果があります。

  ハーブボールは身体にポンポンと押し当て身体を温めたり、ハーブの薬効エキスを皮膚から浸透させるだけのものと思っていませんか?もちろんそれらも大きな効果の一つですが、それと同じぐらい大きな効果として筋肉痛の解消が上げられます。つまり筋肉痛を解消するための「マッサージ」だということです。筋筋膜組織に対して様々な角度からアプローチすることにより全身のコリをほぐすことが可能です。また技術修得により、手指などの施術では難しい「関節へのケア」、例えば老化による関節の滑液・軟骨の減少による痛みなどの軽減にも効果があり、リンパ節や動脈管へのアプローチも得意とするところです。通常の工程で全身をマッサージした場合、全体で60分〜90分必要となり、単独のマッサージメニューとして充分成り立ちます。

 ハーブボール施術テクニック(当校のオリジナル技術です)

  ベーシックテクニック2パターン
   @ スタンププレス・・身体に対して垂直に押し当てるテクニック
   A スイングプレス・・ボールを前後に転がすマッサージ技術


  アドバンステクニック2パターン
   B ローリングプレス・・ボールを円形に転がすマッサージ技術
   C サイドローリングプレス・・ボールの側面を使うマッサージ技術


    Q1.この@からCまでの順番は何の順番?(答えは教室で)


 施術テクニックは上記4種類以外にも、応用テクニックとして、
   D 逆スタンププレス
   E ディープスタンププレス
   F エッジプレス
   G サイドローテーションプレス
 などの応用技もあります。


ハーブボールの効果的な手法

 またハーブボールはタイ式マッサージやオイルマッサージと組み合わせることにより肩こりや腰痛、脚のだるさ等の症状を軽減する効果が倍増します。タイ式・オイルマッサージで筋肉や神経を直接圧で刺激し、ハーブボールはその痛みの緩和やもみ返しの予防にもなります。組み合わせる場合はタイ式が一通り終わってからハーブボールを行うのではなく、身体の場所ごとにそれぞれを繰り返し行います。例えば背中の痛みを軽減する場合、タイ式で背中の2本のラインを施術した後、すぐにハーブボールを当てますが、軽く温めるだけでなく、少し圧を強めに、ゆっくりとマッサージして行きます。
他にも坐骨神経痛、生理痛からくる腰の痛み、デスクワークや目を酷使する仕事からくる肩こり・頭痛・腕や手の軽いマヒ等にもとても効果がありますが、具体的な施術法については授業の中で勉強して行きましょう。

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